前回レポート 国際粉体工業展 東京2018

※前回レポート内の社名、所属、役職および主催者会員の区分等は全て開催時のものです。

粉の広場

1. アカデミックコーナー(プレゼンテーションとポスターセッション)
日 程: 2018年11月29日(木)
参加者 86名

プレゼンテーション

時 間: 10:00-11:15
会 場: 展示会場内 第2会場

ポスターセッション

時 間: 11:15-12:00
会 場: 粉の広場

表彰式

時 間: 12:00-13:30
会 場: 東1ホール主催者事務室

発表タイトル・参加者名

水を積極的に活用した機能性微粒子合成
大阪大学 接合科学研究所 助教 小澤 隆弘


ADEMによるセラミックス製造プロセスのシミュレーション
東北大学多元物質科学研究所 助教 石原 真吾


生体化学ビッグデータの長期的収集を目指した高堅牢性分子認識ナノ界面の創製
九州大学先導物質化学研究所 准教授 長島 一樹


可逆的な微粒子凝集技術を利用した新たな製品開発
兵庫県立大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 准教授 佐藤根 大士


乾燥技術を利用した機能性食品粉体の開発
大阪薬科大学 准教授 門田 和紀


ナノ構造及び粒子径を制御した新規粘土鉱物粉体の開発と水浄化材としての応用
法政大学 准教授 渡邊 雄二郎


DEMシミュレーションと高度固体分析の組み合わせによるメカノケミカル反応の機構解明
早稲田大学大学院 博士2年 加藤 達也


多孔性配位錯体粒子が示す特異的吸着挙動の新規制御法の確立
大阪府立大学 助教 大崎 修司


理想粉体の圧縮挙動における基本原理
岡山大学 助教 三野 泰志


粉体層の加振を利用して運動するラチェット構造を持つ歯車
同志社大学 特別任用助教 名和 愛利香


原料粒子の均一被覆を必要としないコアシェル顔料粒子の固相反応法による低コスト合成
岡山大学工学部 技術専門職員 米田 美佳


振動流動層を利用した粉体の凝集特性の差異に基づく特定成分の濃縮分離
広島大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 助教 深澤 智典


新規な外場応答性濃厚スラリーの開発による複雑形状セラミックスの造形技術革新
横浜国立大学 准教授 飯島 志行


粉末粒径・形状・内部組織を制御した単分散粉末粒子の作製とその応用
東北大学金属材料研究所 助教 吉年 規治


高濃度・低粘性BN/Al2O3スラリーの調製と複合セラミックスへの応用
名古屋大学 工学研究科 物質プロセス工学専攻 助教 山下 誠司

受賞者は下記の通り

一般社団法人日本粉体工業技術協会奨励賞 優秀研究賞
飯島 志行 氏  
横浜国立大学 准教授

一般社団法人日本粉体工業技術協会奨励賞 研究奨励賞
小澤 隆弘 氏  
大阪大学 接合科学研究所 助教
佐藤根 大士 氏 
兵庫県立大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 准教授

2. 技術相談コーナー

粉体現場で普段からの疑問などを、お気軽に相談いただける技術相談コーナーを設置。各日4ブースにて行いました。(延べ相談件数:64件)

3. 公的研究機関コーナー

(国研)産業技術総合研究所、(国研)物質・材料研究機構、(国研)農業・食品産業技術総合研究機構、(一財)電力中央研究所による研究内容をパネル及び実物で展示しました。また、粉の広場ステージにおいてショートプレゼンを行いました。

4. 動画紹介

粉じん爆発動画(協力:粉じん爆発委員会)及び粉体シミュレーション動画(協力:粉体シミュレーション技術利用分科会)の動画を粉の広場ステージにおいて終日放映しました。

5. 一般社団法人日本粉体工業技術協会コーナー

【協会活動案内】
一般社団法人日本粉体工業技術協会の案内や協会誌“粉体技術”の紹介をはじめ、各種資料の配布を行いました。

【分科会コーナー】
20分科会が近未来技術を中心にポスター展示を行いました。
粉体ハンドリング分科会/粉砕分科会/分級ふるい分け分科会/乾燥分科会/集じん分科会/混合・成形分科会/造粒分科会/計装測定分科会/湿式プロセス分科会/輸送分科会/クリーン化分科会/環境エネルギー・流動化分科会/晶析分科会/微粒子ナノテクノロジー分科会/電池製造技術分科会/リサイクル技術分科会 /食品粉体技術分科会/粒子加工技術分科会/粉体シミュレーション技術利用分科会/粒子積層技術分科会

【標準粉体展示コーナー 】
粉じん(ダスト)、微粒子、粉体を対象として機器と部品の摩耗試験、耐久試験、防じん試験、気体・液体用浄化機器の性能試験、粉体・粉じん用測定機器の検定、校正などに使用される標準粉体の展示を行いました。

【会員企業一覧の掲示】

【世界の粉体工業展パネルの掲示】

インフォメーションカウンター( 三カ国語通訳常駐)
東1・3ホール各出入口横に英語、中国語、韓国語の通訳3名が3日間常駐するインフォメーションカウンターを設け、来訪者の問い合わせに対応しました。
(延べ対応者数:894名)

カタログ展示コーナー
東3ホールにカタログ展示コーナーを設置。新製品・新技術:7社7種類、ロングセラー製品:8社11種類、その他1社1種類のカタログが展示されました。

『粉体技術総覧2018/2019』の発刊
展示会と連動して隔年で発刊してきた「粉体技術総覧2018/2019」。今回は内容を大幅に刷新。東1・3ホール各出入口横の配布所等で来場者に無料で配布しました。

SNS抽選会
「国際粉体工業展東京2018」への来場をSNS(Twitter、Instagram、Facebook、G+)にアップすることで、商品が当たる抽選会を実施しました。

Wi-Fiラウンジ
東3ホールにWi-F(i 公衆無線LAN)をご利用いただけるラウンジを設置しました。